紫輝‐シキ‐

倉庫




あたしは、悠希に見つめられ、つい「うん」と返事をしてしまった。


もう暴走族には関わるつもりなかったんだけど…苦笑


あたしは暴走族と縁があるのかもしれない。


放課後になると、黒塗りのベンツが校門の前に止まっていた。


悠希は何の抵抗もなくその車に乗り込んだ。


車の助手席には凌も乗った。


尚と惟はバイクみたいだ。


あたしが乗ると車は動き出した。





< 69 / 246 >

この作品をシェア

pagetop