Ⅰ need you
◆第1章

届かない





なんであたしなの?


そう、何度も思った。



ただ動かない左手が、全てを語っている。


落ちる涙も、滴る赤い液体も。


意味をなさないのだ、と知った。



絶望の中に見えた希望の光。


それは紛れもない、貴方だった―――






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