。+fate+。ーウンメイノコイー
「あ〜!優くぅ〜ん!」


目の前には、美少女。


誰だろ?


まさか…優、浮気してたの?


不安が募る。


「アミ…」



アミって言うの?この人。


「あ、彼女さん?誤解しないでね。あたし、優くんと幼なじみのアミです。中1だから、彼女さんは年上?」


「あ、うん」


「そっかぁ〜…。てかさ、あたし、優くん好きなんだよね。」


「は?何言ってんだ!?アミ」


やっぱり…もう、優はドンカンなんだから。


「だから、彼女さんはライバルね。…大丈夫。卑怯な手は使わないから……優くんはちゃんと彼女さんのこと好きだから。」



少し、泣きそうな顔だった。


妙に背伸びした格好だったアミちゃんは、多分優との1歳の差に大きな壁を感じたのだろうか。



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