純粋りんごの初恋



キラキラと蜂蜜色の髪が光ってキレイ…。


「あ」


“ナツメ先輩”がこっちに気付いた。

何か、苦しい?


「電車の子?」


「お、覚えててくれたんですか?」


ヤバイ、嬉しい…。


「得意なんだ」


「あり、がとうございます…」


「ははっ。テンパってる」


笑う顔がかわいくて、

苦しい。


「ついでだし。一緒に食お」


キュッーってなって、何だろ。






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