擬声、
自分で言うのもなんだけど
あたしは不良教師。
年齢は、
見かけより若く18。
技術家庭を担当している。
そして2-Eの担任もしている。
今日は、夏休み明けの8月19日。
さっそくの遅刻に
アタシ自身でも止められない
怒りがMAXになった。
「それじゃ、出席をとります。」
赤城くん、伊藤くん、と
テンポよく生徒の名前を呼ぶ。
実際言うと、
生徒との年齢差はわずか1歳。
なぜ、こんなにも早く
働いているのかと言うと…
あたしにもよくわからない。