桃色☆デイズ
始まり
初恋
「あっち行けよ!」
「ブス!」
何人かの男の子が輪になって何かをわめいている。
その中心には小さな女の子が一人。
そう…それが私、“桃園 美紀”だ。
いや正しくは『私だった』かな。
これは昔の夢。
すごくすごく嫌なのに、こうして度々この夢を見る。
小さくて弱かった頃の私は、反抗する術(すべ)すら知らなかった…
ただ泣くことしか出来なかったのだ。
だけど、
そんな私にも王子様は現れる。
それが彼、“柊 真人”。今も私の好きな人。
「ブス!」
何人かの男の子が輪になって何かをわめいている。
その中心には小さな女の子が一人。
そう…それが私、“桃園 美紀”だ。
いや正しくは『私だった』かな。
これは昔の夢。
すごくすごく嫌なのに、こうして度々この夢を見る。
小さくて弱かった頃の私は、反抗する術(すべ)すら知らなかった…
ただ泣くことしか出来なかったのだ。
だけど、
そんな私にも王子様は現れる。
それが彼、“柊 真人”。今も私の好きな人。