桃色☆デイズ
…あのあと、真人に口では勝てないと悟ったのか少年達は逃げて行った。


ぼーっと彼らが去って行った方向を眺めていると、

「大丈夫?」

彼が話かけてきた。

「あ…ありがとう……」
口ごもってしまうもののお礼をする。


「?俺は何もしてないよ。それより、君の名前は?」

「わ、私は美紀…」

「美紀ちゃんね。僕は真人!よろしくね!」

にこっと言う言葉が似合う笑顔に思わずときめいた。

「美紀ちゃんさー」

「ん?」

「いつもあんなことにされてるの?」



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