君を待ってた。
「じゃあさ、マネージャーやんない?先輩に1年生のマネージャー欲しいって言われたんだよね。」

「なりません!」
絶対無理無理!
そっちのほうが嫌だよ。


「じゃあさ・・・」


拓也は勢いよく立ち上がった。
ガタッ


「掃除終わったら体育館来て。場所・・わかるでしょ?」
「場所は…わかるけど」
「ならそいうことで!」

私の机の上に紙を置くと逃げるように教室から出ていった。

「なにそれ~~~!」

・・・ありえない。

そう思いながら紙に目を向けた。


【言ったもん勝ち(笑)】



拓也め…まんまとハメられた。

行くしかないよな…


これも一応約束だし。
会うのは気まずいけど、りくのプレーみたいし。
行こうかな・・・。
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