S*Love Talk

Side 秋兄




「あっついですね~。熱中症に気をつけなきゃっすね」


今俺は幼稚園の体育館に来ていた


最近建て直したと言う体育館は、まだほんのり木の香りがした


「そうですね…。たくさん飲み物も用意しておきます」


俺の隣の方はこの幼稚園の先生の森谷さん



「あ、あんまり冷やし過ぎないようにしてくださいね?いきなり冷たいものをとると、体冷やすんで」



明日のために俺らは打ち合わせをしていた



小さなステージ、可愛らしい装飾



子供好きの俺にとって、なんだかワクワクしちゃうような空間



「ふふふ」


「…え?あ、俺なんかしましたか?」


いきなり笑いだした森谷さん


着けていたエプロンにかかれたアンパン○ンと目が合った



「すごく子供がお好きなんですね。さっきからずっと笑顔ですもんね」


「あ…。すいません…。これでも真剣ですから!」



いっけね


俺ってばそんなニヤケてたかぁ…








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