いちごいちえ
「あたしは永井美鈴!!よろしく」
「う、うん…」
「美鈴でいいよ!えっと……」
「あっ!わたしは鈴木優。あの…
えっと…優って呼んで」
「優ね!わかった♪」
美鈴…
これは友達になれたってこと…?
嬉しかった。
人見知りのわたしにちゃんと話してくれた美鈴。
美鈴とは地元が近いこともあり
すぐに仲良くなった。
高校生活楽しくなりそう…
入学式を無事終え、友達も作れたわたしは、すぐさま龍亮のもとへ急いだ。
美鈴にもいつか紹介できるかな。
そう考えたら自然と顔がほころんだ。