moon night

屋上にて…


アルビオンが連れてきたのは屋上だった。

睨み付けると軽くアルビオンが5mぐらい離れる。

どんだけ私怖いんだよ。

「で、何」

機嫌悪くアルビオンにそんな言葉を投げつける。

アルビオンは少し黙ると「君のせいで」と呟いた。

「何?」

睨みを利かせるとまた逃げた。

お前…後で覚えておけよ。

「君のせいで…ヴァンパイアハンターとか退魔師とかに追われるわ、ご飯を食べ損なうわで大変だったんだからな!!!」

ちょっと待てそれは私のせいじゃない。

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