青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
第三節
―屋上―
だだっ広い青空景色が広がる屋上。
コンクリートの床の上で大の字になって寝ている男が1人………
橘:
「榊原さん……」
榊原:
「よぉ〜……京介ぇ〜……??遅かったじゃねーかぁ〜………????」
榊原さんはムクリと起き上がり、ダルそうな目を擦る。
橘:
「何の用ですか……??」
榊原:
「ケッケケ……wwまぁ〜、来やがれ………」
榊原はオレにそう手招きしながら、屋上一体を囲む鉄柵に寄りかかった。
榊原:
「いい場所だろ〜……??この屋上………俺様お気に入りの瞑想スポットだぜぇ〜……??」
瞑想っつーか……
寝てたんじゃねーの……??
橘:
「榊原さん……」
榊原:
「んー……??」
橘:
「アンタが何のために呼び出したかは知らねーけど………先にハッキリ言っておく………」
榊原:
「ほぅ〜……??」
橘:
「オレは……最後まで“真実”を追う………!!!!」
榊原:
「……………」