青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
橘:
「お前…………そのことを知ってて[生徒会補助役員]に…………」
桜庭:
「うるさい………!!!!うるさい………!!!!うるさい………!!!!」
桜庭はグシャグシャになった髪を振り乱し、顔の左半分に出来た[あの傷]に爪を立てて、かきむしり始めた…………!!!!!!
もう何度となく[それ]を繰り返してきたのだろう…………
顔面の皮膚は剥がれ、所々に血が滲んで見えた…………!!!!
橘:
「ッ!!!???おいッ!!!!やめろ桜庭ッ!!!!!!」
桜庭:
「うるさい…………!!!!うるさい…………!!!!うるさい………………………………………」
桜庭:
「私は…………………“救われたい”だけなのに…………………」
橘:
「ッ………!!!!」
バタンッ
桜庭はそう言い残し……………[第二生徒会室]を飛び出した―――…………