青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
柊:
「じゃあ…………どうやって戦うんですか…………????」
榊原:
「まずは俺達が有利な態勢になるように仕向ける……………」
柊:
「どうやって………!!??」
榊原:
「簡単に言えば、[同盟]を結ぶんだよ…………」
柊:
「同盟………????」
榊原:
「あぁ…………奴らに[数]を補うために[生徒会]という組織そのものを大きくしても意味がない………………ならどうするか…………????」
柊:
「つまり…………????」
榊原:
「周りを味方につけるんだ……………」
榊原:
「まず、もう少し教師の力がいる……………今、俺達に味方してくれてんのは、校長と数人の教師だけ……………これだけじゃ少な過ぎる……………もう少し出回って味方を増やす…………」
柊:
「……………」
榊原:
「さらに……………俺達が[生徒会]を結成すれば、自然と[第一期生]に不満を持っている[一学年](第三期生)も味方してくれる筈だ…………」
柊:
「確かに…………!!!!これなら、自然と味方が増えてくれるかもしれないですね…………」
榊原:
「あぁ…………だが、これだけじゃ、まだ五分程度だ………………もう一押しが必要となってくる……………」
柊:
「もう一押し…………????」
榊原:
「考えてもみろ慎太郎〜……??[被害者]なのは俺達だけか〜…??[第一期生]に不満を持った、もっと心強い味方になってくれる人達がいんだろ………????」
柊:
「…………あぁ…………!!!!!!」
柊:
「[二学年]……………[第二期生]の先輩達ですね………!!!???」
榊原:
「はい、正解〜…………この人達だけは絶対に味方につけておく必要がある…………!!!!」