青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
明:
「……………」
榊原:
「……………」
榊原:
「アンタは…………」
明:
「…………??」
榊原:
「去年の一年間を、この学校で過ごして来た……………[アイツら]を一年間見て来た……………」
明:
「……………」
榊原:
「なら、アンタはこのままで良いと思ってるのか…………????[第一期生]が学校を牛耳り、下級生はただそれに脅えるだけ………………そして、肝心の教師は見て見ぬ振り………………」
明:
「……………」
榊原:
「アンタは一年を通してみて………………このままで良いと思うのか…………????」
明:
「……………」
明:
「ならこう言う見方も出来る………………僕は一年間、彼らの身近で生活し、そしてこうして無事に[今]がある………………イザコザこそあったが良くも悪くも、僕は一年間、彼らと過ごすことが出来たんだ……………」
榊原:
「……………」
明:
「彼らは今年で三年生……………来年で卒業してこの学校から居なくなる…………………………………言い方はあまり良くないが、後一年間[耐える]ことが出来るなら………………………余計なことはしなくて良くなる…………………違うかい……………????」
榊原:
「へぇ〜………」
榊原:
「それにしちゃ………………アンタの顔は疲れてる様に見えっけどなぁ〜………」
明:
「ッ…………????」
榊原:
「本当はもう……………アイツらと同じ空間にいるのが嫌で、何かが変わってくれるならそれが良い…………………内心はそうなんだろ…………????」
柊:
(出た…………!!!!お得意の[洞察力]…………!!!![本心見破り]…………!!!!!!)