青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
再び【桜庭家】
オレは私服に着替えて、真夜中の街灯に照らされながら[桜庭家]へと向かっていた……
橘:
「……………」
まぁ……
桜庭がどんな意味合いで、こんな夜中にオレを呼び出すのかはわからんが……
少なくとも、アイツが[別の意味]で呼び出したのではないだろう……
そうであってもらいたい……
いや、そうでないと困る!!!!
橘:
「やれやれ……」
どうしてオレが悩まなきゃならんのだ……??
ハッキリ言って人事だ……
何でオレはこんなけったいなことに巻き込まれなきゃならん……??
青柳高校のことにせよ、生徒会のことにせよ……
オレは完全に[無関係]な存在だ。
ただ、気まぐれで[生徒会補助役員]に任命されただけであってだな〜……
「なくてはならない存在」
([上編]にて)
「重要な存在」
([中編]にて)
そんなこと言われても筋違いだ。
正直、オレの知ったことではないのだ……
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