青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
橘:
「自分でやったのか……??」
桜庭:
「……………」
何だよソレ……??
何があったんだ……!!??
橘:
「何があったんだよ!!??桜庭ッ!!??」
桜庭:
「……………」
桜庭は相変わらずの生気のない眼のまま、力なく首を横に振った。
桜庭:
「ごめんね……橘……」
橘:
「………????」
桜庭:
「……話したくない……」
ッ――………
橘:
「……………」
決して納得など出来ない。
桜庭の身に何かがあった……!!!!
自分で自分の身体を傷付けてしまっている現状を「大丈夫」の一言で済まされるワケがない。
でも――………
橘:
「……わかった……これ以上は聞かない……」
桜庭:
「ありがとう……」
どうすることも出来ない……
オレは……こんな状態の桜庭を“救って”やることは出来ない――………
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