青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
それから数分……
橘:
「……………」
桜庭:
「……………」
桜庭はシングルベッドに独り寝転がり、オレはそのベッドの脇に寄りかかった形で寝ることになった。
話をする分には、床で寝るよりこの体制の方がいいだろう。
橘:
「桜庭……??」
桜庭:
「ん………??」
橘:
「お前……さっき電話で「眠れない」って言ってたよな…??」
桜庭:
「……うん……」
橘:
「どうしてだ……??目瞑って少し気分落ち着かせば自然と眠れるもんじゃねーか……??」
桜庭:
「……気分が落ち着かないからだと思う……」
橘:
「………????」
桜庭:
「最近……ずっと眠れないの……昨日なんかは……一睡もしてないかも……」
橘:
「マジかよ……!!??」
そりゃ、相当だな……
橘:
「……………」
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