青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
桜庭:
「ゔあ゙あアあ゙アァ゙アアぁア゙あア゙あ゙アあ゙ァあア゙ア゙アァぁぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
桜庭は既に乾き始めている血に染まった出刃包丁を突き立て、オレに向かって突進してきた……………
その瞬間、全てがスローに感じた。
もしかしたら、これが[死の前兆]なのかもしれないな…………
クソッ…………
橘:
(桜庭………)
少し残念だ…………
死ぬことより、桜庭を止めることが出来なかったことだ…………
まぁ、今更避けようとまでは思わないが……………
橘:
(悪いな………榊原さん…………)
やっぱりオレには桜庭を“救う”ことは出来なかったみたいだ…………
あんたの期待には答えられなかった―――…………
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