青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
栗沢の口からこぼれるのは、どれも桜庭に対する愚痴ばっかりだった。
それも……まるでオレをワザと怒らせるような……
昨日のオレだったら、冷静になることを忘れて、コイツの胸倉に掴み掛かっているところなのだが……
その手には乗ってやらない。
どうにも、コイツの行動がガキの負け惜しみにしか見えて来なかったからだ。
橘:
「……………」
栗沢:
「……………」
[桜庭への愚痴]に効果がなかったことが気に食わなかったのか、栗沢は一層不快そうな表情をして顔を背けてしまった。
橘:
「……………」
本当にガキか……??
コイツは………
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