青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
―103号室―
部屋は広々としていた。
間取りは橘の部屋と同じだったが、無駄な物が一切なく、整理整頓がキチンとされていた。
樫家:
「………座れよ………」
桜庭:
「あ……はい………」
私は床に敷かれた座布団に腰を下ろすと、樫家先輩も私と向かい合わせになるようにして座った。
樫家:
「……………」
桜庭:
「……………」
沈黙が続いた…………
きっと、お互いに話すべきことは沢山あるのだけれど…………
気持ちの方の整理がまだ付いていない……………
無理もないのかもしれない………
昨日…………あんなことが遭ったんだから―――…………
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