青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
右から3列目の一番後ろの席に向かう。
その間、他の何人かの生徒に挨拶されたが…………
どれもほとんど耳に入っていなかった…………
橘:
「……………」
オレは歩みを続け、遂には[オレの前の席]を通り過ぎた。
カバンを適当に机に放り投げ、オレは乱暴に椅子を引き、それに腰掛ける。
橘:
「……………」
もの足りない風景…………
すぐ目の前に居てほしい野郎がいない……………
橘:
「…………はぁ…………」
SHR開始のチャイムが鳴るまで、あと十数秒……………
もはや絶望的だろう――………
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