青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜



ガラララ…………




「ん………??」





教室の入り口が開き、SHRが中断された。


担任教師はマヌケな声を出しながら、開かれた扉の先にいる人物を見た。








「すみません……!!!!寝坊して遅刻しましたぁ〜……!!!!!」ハァ……ハァ……


「ッ……!!!!」









少女の声に聞き覚えがあった。


短い様で長く感じた一週間の間、ずっと聞きたかった少女の声。









「ハハハッ!!!!!!先生は心が広いので2、3分くらいオマケしちゃおう!!!!!!コッソリ席に着いちゃなさい!!!!!!」


「あ…ありがとうございます!!!!」








少女は律儀にも担任教師に頭を下げて礼を言い、自分の席へと小走りで駆け寄る。










_
< 934 / 943 >

この作品をシェア

pagetop