青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
ガラララ…………
「ん………??」
教室の入り口が開き、SHRが中断された。
担任教師はマヌケな声を出しながら、開かれた扉の先にいる人物を見た。
「すみません……!!!!寝坊して遅刻しましたぁ〜……!!!!!」ハァ……ハァ……
「ッ……!!!!」
少女の声に聞き覚えがあった。
短い様で長く感じた一週間の間、ずっと聞きたかった少女の声。
「ハハハッ!!!!!!先生は心が広いので2、3分くらいオマケしちゃおう!!!!!!コッソリ席に着いちゃなさい!!!!!!」
「あ…ありがとうございます!!!!」
少女は律儀にも担任教師に頭を下げて礼を言い、自分の席へと小走りで駆け寄る。
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