青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜
ポニーテールに結られた髪を愉快に揺らしながら、少女はオレの目の前までやって来た。
この時のオレは…………
どんなマヌケ面してたんだろうな―――…………
「…………」
「…………」
少女とオレの視線が重なる。
その瞬間、オレの中の時が止まった。
「フッ………」
「………!!!!」
そして少女は…………
・・・
夢に出てくるあの女にソックリな笑顔を作ってみせた…………
椅子を引き、オレとの距離が一番狭まる瞬間に―――…………
少女は…………
オレにしか聞こえないくらいの…………
小さな声で言った…………
――――……………