トモダチ
ある日の事だった。


川嶋くんが
学校を休んで、
係を
1人でやらなくてはいけなくなった。
体が小さく
物がたくさんかかえきれないあたしは、
なんの希望ももたず、
軽い気持ちで
並木くんのところへ向かった。


『あの…,並木くん。今日川嶋くん休んじゃってるからさ…、係を手伝ってくれない??』


多分、
拒否されるような気がしていた。


彼の返事は…



「やだ」



はぁ…
やっぱしこうなる運命なんだ。とあたしはただひたすらジブンの運命を呪った。


でも…
ここで粘らんと!!



『お願いっ!一人じゃあんなに運べないよ。。。』



微妙に泣きそうなジブン。頑張れ!!ジブン。



「…あー、はいはい。やればいいんでしょ」



やったーww
それだけが頭によぎった。


教材をとりに行くには、
3階へいかなくてはならない。
2人で会話もなく登っていった。
3年生の目は
少し気になる。



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