夜獣3-Sleeping Land-
無理矢理すらも、難しい状態か。
だとしたら、今あるものを使うしか道はない。
今までに使った技を、思い出せ。
一般的な空気爆弾。
相手の肉の壁を通り越した内臓破壊。
遠距離まで届く連爆弾。
体を動かす事は出来ない。
尚且つ能力を使わなくてはならない。
組み合わせる事は、出来ないか?
王の表面は固い。
ならば、内臓はどうだ?
固いにしても、ダメージを与えられない事はない。
遠距離で内臓を破壊する方法。
王も酸素を吸っている。
ならば、王の中にも、酸素はあるという事。
酸素があるという事は、白い空気が内部に存在しているという事。
腕は動く。
指も動く。
拳でしか、空気を操作する事が出来ないわけではない。
首を上げて、王を見る。
「三秒、あいつを、止めろ」
「三秒、無茶言うわ」
「やれ」
「はい」
背後に立っていたのは、弓を構えた渚だ。
「渚さん」
「耕一さん、必ず、止めます」
渚は、狙いを定める。
だとしたら、今あるものを使うしか道はない。
今までに使った技を、思い出せ。
一般的な空気爆弾。
相手の肉の壁を通り越した内臓破壊。
遠距離まで届く連爆弾。
体を動かす事は出来ない。
尚且つ能力を使わなくてはならない。
組み合わせる事は、出来ないか?
王の表面は固い。
ならば、内臓はどうだ?
固いにしても、ダメージを与えられない事はない。
遠距離で内臓を破壊する方法。
王も酸素を吸っている。
ならば、王の中にも、酸素はあるという事。
酸素があるという事は、白い空気が内部に存在しているという事。
腕は動く。
指も動く。
拳でしか、空気を操作する事が出来ないわけではない。
首を上げて、王を見る。
「三秒、あいつを、止めろ」
「三秒、無茶言うわ」
「やれ」
「はい」
背後に立っていたのは、弓を構えた渚だ。
「渚さん」
「耕一さん、必ず、止めます」
渚は、狙いを定める。