【完結】地味系メガネちゃんは最強ヤンキーさま?!?!

「……ありがとう、ございます」


「まぁ、寒い季節には温もりをってコトで」

 
流星はそう言って肉まんを口にして、「うまい」と言った。


「……どうして、僕のコトなんか気にかけてくれたりしたんですか??」


そう聞かれたあたしは、こう答えた。



「……お前の顔を見た時、ためらってる顔をしてた。もしかして、自分の意志じゃないのかもって思ってな」


「……そのとおりです。僕、イジメられてて、さっきも万引きしてこいって言われて、それで……」


「なんだそれ。ひどい話だな」
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