くるきら万華鏡
「やめる。」
そう一言だけ捨てるように吐いて、自分の席に戻った。
有坂皆人の隣、窓際から二番目、一番後ろ。
ここは私の特等席。
永遠に席替えがないことを願って、毎晩寝る前に神頼み。
それは今後も変わらない、変えるつもりはない。
たとえ、有坂くんが奈緒の彼氏になったのだとしても…
そう一言だけ捨てるように吐いて、自分の席に戻った。
有坂皆人の隣、窓際から二番目、一番後ろ。
ここは私の特等席。
永遠に席替えがないことを願って、毎晩寝る前に神頼み。
それは今後も変わらない、変えるつもりはない。
たとえ、有坂くんが奈緒の彼氏になったのだとしても…