あなたと二人で恋の授業
おかしな偶然
ショッピング
三連休の昼下がり。
私はチューブのアイスをくわえながら自転車をこいでいた。
お母さんから夕飯の買い物を頼まれた。
木々が生い茂る木のトンネルのような道を走った。
─────!?
誰かにぶつかりそうになり、私は急ブレーキを踏んだ。幸いぶつかることはなかった。
「っぶね!!………って、紗和?」
先生だった。驚いた顔して固まってる。