あなたと二人で恋の授業

「はじめまして〜」


声のトーンが変わらない母。


「どうもこんにちは。」


一応挨拶する私


「こんにちは。黒西 優吾と言います」


一礼する相手。


「この度はお世話になります〜」


「えっ∑ど、どゆこと!?」


私は混乱して
訳がわかんなくなってた。


「今日から紗和に家庭教師つけたから」


「‥‥ぇぇえ!?」


「よろしくね。紗和さん」


「え゙‥‥あ、はい。お願いします」


なんでお母さん
勝手にきめちゃうの!?

心の中でそう叫びつつ
私は先生に挨拶した。
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