白×黒
♪~~♪~~♪~~
携帯電話のメール着信音が鳴った。
いや……私のだけじゃない。美加のも、日奈子のも……携帯を持っている人全員の着信音が鳴り響いた。
「え……何これ……」
「なんで一気に全員の携帯にメールくんの……?」
京が少し震えた声で言った。私は直ぐに受信ボックスを見た。
そこには『影』の文字。
「……シャドウからの、メールだ……!」
「えっ!?」
メールが届いた全員がばっと一斉に携帯電話を見た。
私も急いでメールの内容を見た。
『
やあやあ皆さん、元気ィ?僕僕、影だよん♪
今回君達にメールを送ったのはぁ、伝えたい事があったからだよん♪
このメールは黒と白の携帯を持っている人全員に送られてますからねー。
さあさあそこで本題っ!
君達さァ、外に出て帰ろうとか思っちゃってる訳ェ?
駄目駄目!外に出てもねえ、ただ射殺されちゃうだけだよぉ?
信じられない?信じられないのぉ?じゃあまず……この君達がだぁいすきな先生で確かめてみるぅ?あははははっ!見たい人はどうぞどうぞ、玄関までおいで?
僕が伝えたいのはこれだけぇ!
じゃあ皆、綺麗に殺し合ってねー☆
』