君の手が奏でた夢
 
腫れ上がった恋心を
どうしても消し去れなくて

私はこの想いを
胸の奥に隠すことにした。

絶対に叶う事のない
秘密の片思い。

初めは辛くて辛くて

弱くて脆い涙腺と
何度戦ったかわからない。

だけど今は
もう辛くない。





音羽クンが幸せなら
私も幸せになれるから…。





知り合ったばかりで
こんな事言うのおかしいよね。

それでも
本心なんだ。

音羽クンが
あの可愛い女の子と
幸せそうに笑っているのなら

それでいいと思った。

 
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