君の手が奏でた夢
今日の出来事は
音羽クンにとって
思い出になったかな…?
私にとっては
もちろん大切な思い出。
初めて睨まれた事も
少し華奢な君に気付いた事も
傷に触れさせてくれた事も
最後に笑ってくれた事も
全部が
大切な思い出になったよ。
この教室が
音羽クンにとっての
沢山の思い出で
埋まればいいのに。
そうしたら
思い出してしまう事が
いっぱい溢れて
上手く笑えずに
悩む時間も無くなるよ。
きっといつか
そんな日がくるよね。
きっと私が
導いてあげるからね。