―優等生乱用
カラオケに行って
たくさんラブソングを歌った。
秋も歌っていてとってもカッコ良かった。
惚れ直したよ、ほんと。
うっとりしてたら
歌い終わった秋は
私に抱きついてきた。
「好き」って何度も言ってくれた。
嬉しくって悲しくって
私も抱き締め返した。
離れないほど。
ずっと体がくっついていればいいのに。
そして私たちは愛を育む。
ゆっくりゆっくり、甘く。
君を私の体に刻むように。
君が愛してくれる証を残してくれた。