紅の月〜Be Cool Color〜
濡れ衣
体育の授業が終わって教室に戻ると騒がしかった。
クラスの男子生徒の財布が紛失して騒ぎになっていた。
どうやら体育の授業中になくなったらしい。
「如月、体育の授業中どこに行ってた?またサボってたんだろ。」
「んだょ。俺を疑ってんのか。」
「体育に出てなかったんだろ。」
「紅夜じゃないょ。紅夜は保健室にいたんだから。」
そこへ保健の先生が通り掛かる。
「三河先生?!どうかなさったんですか。」
「さっきの体育の授業中に大石の財布がなくなったんです。
それで今如月を問い詰めていたんです。
かばんを見せなさい。」
「フン。俺じゃねぇよ。」
紅夜のかばんの中から出てきたのだ。
「これ…。」
クラスの男子生徒の財布が紛失して騒ぎになっていた。
どうやら体育の授業中になくなったらしい。
「如月、体育の授業中どこに行ってた?またサボってたんだろ。」
「んだょ。俺を疑ってんのか。」
「体育に出てなかったんだろ。」
「紅夜じゃないょ。紅夜は保健室にいたんだから。」
そこへ保健の先生が通り掛かる。
「三河先生?!どうかなさったんですか。」
「さっきの体育の授業中に大石の財布がなくなったんです。
それで今如月を問い詰めていたんです。
かばんを見せなさい。」
「フン。俺じゃねぇよ。」
紅夜のかばんの中から出てきたのだ。
「これ…。」