君はガラスの靴を置いていく
この題名を思い付いてから千花が選ぶ選択は決まってました。
元カレと元カノ。
1度近い距離になったからこそ、難しい。
でも再び一緒になる事を選んだらそれは前より強いものになる。そう思って完結させました。
私は洋平と千花がお似合いだと思った事はありません。作中にもあるように千花は豊津先輩、洋平は明日香や悠里ようなタイプが合うと思いながら書いていました。
お似合いじゃなくても互いに惹かれ合う。そんな物語を書いていたつもりでしたが、
完結して振り返ったら「あ、なんか二人ってお似合いだったのかも」と最後の最後で私自身も気づきました。
執筆中、小説を書くのをやめようと止まってしまった時期もありますがまたゆっくりと新たな作品を書いていけたらと思います。
珍しく長々とあとがきを書いてしまいましたが、
最後に作品を追いかけて下さった方々、
本棚に入れて下さった方々、
ここまで目を通して下さった方々、本当にありがとうございました!!
全ての方に感謝と愛をこめて。
─────永良サチ。