年上の男


「あ~面白かった!・・・柊子ちゃんが!」

「ひどい~・・・こっちは怖くて大変だったのに~」

「ププッ・・ふふ・・」

「思い出し笑いやめてください」

「・・・ムリだよ・・・何回思い出しても・・・笑える」

「も~・・・・」

時間は4時を過ぎていて、帰りの車の中。

「ふふ・・柊子ちゃんまだ時間ある?」

まだ笑ってるし・・・。

「はい、大丈夫です」

「じゃ、ちょっとドライブ行きますか」

「はい!・・・・どこへ?」

「内緒~」

いたすらっぽく笑う矢崎さんが・・・ツボ。

本当にツボ。


しばらく走っていると、疲れが・・・。

「寝てていいよ」

優しく言ってくれるけど。

「大丈・・夫です」

って言って。

・・・眠った。













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