あなたの温もり

アタック!!

「藍!あたし健人先輩に告る!!」
藍は驚いた顔であたしを見る。
「でも、彼女いるんじゃ・・・」

「いいの!!自分の思い伝えてけじめつけようと思ってるから」

「後悔しない?」

「大丈夫!!そんなに弱くないから」

「そっか!!がんばれ☆」

「うん。」

本当はすごく怖い後悔するかもしれない。

でも、これで笑えるはずなんだ。

あたしはその夜健人先輩へ手紙を書いた。
’健人先輩へ
好きです。あたしの事知らないと思うけど、
思いだけでも伝えたいと思ったので。
返事はいりません。
いきなりこんな手紙渡しちゃってゴメンなさい。
鏡さやかょり’

~次の日~
あたしはこの手紙を健人先輩の下駄箱に入れた。
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