チビ×ヤンキー=?? -学校編--
おとなしくなったあたしにつぅは微かに笑った。


そして――・・・。




「でも、良かったな」



「っ・・・うんっ!」



頭をポンポンと撫でてくれたんだ。




なんかこの感じ久しぶりだなぁ。


なんだかんだ言っていつも頭撫でてくれてフォローしてくれるんだよね。


うん、つぅだわ。





結局また笑いながら歩いていたあたしだが、気づいたら誰もいない空き教室に入ってた。




・・・・ここ、どこ?




「ここどこ?みたいな顔してんじゃねぇよ・・・。たっく・・・」




「うわぁ、エスパー伊東みたいな才能も相変わらずだねぇ」




「・・・・・・。お前も忘れ去られてきたやつ出すの相変わらずだな・・・。しかもあいつはエスパーを使えないんだけど?」





「うそっ!?」




エスパー使えるからエスパー伊東って名前なんじゃないの!?


あたしの驚きはつぅに普通にスルーされた。




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