チビ×ヤンキー=?? -学校編--
1st time

戻ってきました。

その後、あたしは担任の先生と会い、自分のクラスに行くために先生の後を歩いている最中。



まぁ、結構大柄な先生かな。


年は四十半ば辺り。


悪い人じゃなさそうだけどね。



「綾瀬は1-Bな。俺は1-B担任の大望淳平-タイモウ ジュンペイ-だ。数学担当だから、数学は覚悟しとけよ?」


大柄な大望先生は、かなり穏やかな先生らしい。



うん、ここの学校の先生は好きになれる先生が多そうだ。





桜楼-オウロウ-高校はかなり清潔で地元の人気もかなり高いそうだ。

どうやらそれは信じていいっぽい。


校内は清潔にされているし、先生や学校の雰囲気は穏やかで学校に来るのが楽しみでしょうはない、って感じするもんなぁ。



そんなことを一人感じていると、大望先生はそれにしても、と話題を振ってきた。



「綾瀬は小さいな。本当に高校生か?」




「それは禁句ですよ、先生。それに小さくてもちゃんと生きていけてるので、大丈夫です」



ムスッとした感じで返しても、大望先生は笑っている。




「ははっ、綾瀬は子ザルみたいだなぁ。いやぁ、若いっていいもんだね」



こ・・・子ザルっ!!?


いや、人間はそもそも猿でしたけど、それはひどくないですかっ?





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