ゴーストシステム
「お、わかってるじゃん」

秀人の口の前へ持っていくとパクリと一口で口の中へ入れてしまった。

「うめぇ!!やっぱセナんちの卵焼き最高だよ!」

「それはどうも」

セナも卵焼きを口へ運ぶ。

「うん。おいしい!」

「セナもこの卵焼き作れるようになって欲しいな」

「ん~じゃぁ今度練習してくるよ」

「楽しみにしてる!」

セナはいつかとびきりおいしい卵焼きを秀人に食べさせてあげようと、今からワクワクしていた。

「なぁセナ、今度久しぶりに水族館行かねぇ?」

「行く!!水族館大好き!!」

「あと映画も行きてぇな!」

「うんうん!!」

「また今度決めようぜ!」

秀人はそうい言うとセナの頭をポンポンとたたいた。
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