オタク♀、イケメン♂






「恋愛対象として、観れないから。」




「イケメンは好きだけど
 つまり、、そう。
 付き合うんじゃなくてね?
 あくまで被写体なの。
 妄想の世界なの。
 あたしはオトコとオトコがよくて
 所謂ホモとかBL。
 イケメン同士でキスしたり
 抱き合ったりするところ見ると
 マジで萌えるんだよねぇ~」



「海賊の仲間同士でちゅーとか。
 ドキツイのはキモイから
 ちゅーとかハグとか。軽い方がスキなの。
 歴史とかコスプレとか色々あるケド
 あたしのお気に入りはやっぱり海賊、
 可愛い船長♂がカッコイイ剣士に
 カッコイイコックにとか、
 また違う奴なんだけど
 船長と副船長もち♂なんだけど
 いきなりちゅーとかさぁ、
 ヤバイよ?まぢで萌えるから!!」




「それか「もういいから」





アンタ、本当に大丈夫?と
溜め息を吐きながら
千春は手に持つコーラを
一気に飲み干した。






・・・・・・・・そう。



あたしは。




巷で噂の(?)




腐女子なのです。





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