手をつないで
~touch on my heart~
「別にこんなの怪我の中に入らない。」
「い、いえ。怪我は私の責任です。」
「・・・うざ。」ぽつり
びくっ「す、すみません。でも、城戸さんはここで待っててください。必ず、人を呼んできます。」
「はぁ、わかった。頼んだ。」
「ありがとうございます!」
ピカ ゴロゴロ!
「雷まで落ちたか。どうかしたか?」
「・・・いえ、大丈夫です。」
ピカ ゴロゴロ!!!
「!!!!!」
ピカ ゴロゴロ ドーン!!
「きゃっ!!!」
「あんた、もしかして雷が怖いのか?」
「そ、そんなことないですよ;」
「ふーん、あっそ。」
ピカ ゴロ ドーーン!!!!!
「近くに落ちたみたいだな。」
泉が七枝に声をかけると、隣に居ず、小屋の隅でうずくまっていた。