私と殺し屋の3ヶ月
私がごもると、零さんがもういいと言って、私の言葉を引き継いだ。

「と、いうわけで…心愛は、俺の弟子だ。元はターゲットだったんだが…。愛着がついたらしくてな…」


愛着…私は零さんの愛着で、
生きてるの…?

…愛着……かぁ…。

ちょっと悲しい、かも…。

「はっ?零、ターゲットに恋するなんて…あんたも落ちぶれたのねぇ…はぁ…」

え…恋?砂羅さん、ものすごい誤解してるっ!!
零さんが私なんかに恋なんて、するわけないっ!!

「誤解ですっ!!」

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