私と殺し屋の3ヶ月
再び…
零さんが出掛けてから、もう
一週間になる。
「こら、心愛。もう一回だぞ」
柩さんが私を軽く叱った。
零さんが出掛けてからというもの、砂羅と柩さんに睡眠時間以外を全て訓練と決められた。
「…はぁい」
私はもう一度、銃に弾を入れて人型の的を撃つ。
「う゛っ」
まだ銃の衝撃で2発目がぶれてしまう。
「なんだよお前…1発目は肩、2発目は当たってすらない。
やる気あんのか…?」
柩さんは私を呆れ顔でみた。