私と殺し屋の3ヶ月
何、この孤独感は…。
アヤシイこの店、「BACK」に来てから、私はポツーンと一人になっていた。
「シュミット・ルビンM1889なんかどう?」
「あぁ…それなら使った事あるけど、しっくりこなくてな」
「それじゃ、何が欲しいの?」
銃の話には、ハッキリいって私はついていけない…。
「スナイドルM1866なんて、どうでしょうか?」
低い、スッと通った男の声がした。
服装からして、店長だろう。
「…見せてくれるか?」
零さんが言うと、店長の男は奥に向かった。
「心愛。あの店長は俺の旧友であり、元殺し屋だ。だから、失礼な事言ったら目を付けられるぞ…」
零さんが変にドスの利いた声でいったので、私は「えっ…」と言ってしまった。
「殺し屋って…アヤシイと思ったけど…」