私と殺し屋の3ヶ月

「M4カービンの方も持ってきましたけどどうしますか?」

「あぁ、ありがとな。ナイフも見せてくれるか?」


了解しました、と店長の男は頷き、私にふと気付いて近付いてきた。

「おや…あの2人と居るという事は、あなたもそういう仕事ですか?」

「え、えぇっ…私は…」

私があたふたしていると、零さんが私の側に来て

「俺の弟子だよ、岬」

岬…って店長が、驚いたように首を傾げた。


「ほう…あなたが弟子ですか」

「…色々あってな」

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