私と殺し屋の3ヶ月

岬店長は意味ありげな微笑をして、ナイフを零さんに見せた。

「じゃあ、全部もらうよ」


零さんが岬さんの手いっぱいに持っている拳銃とナイフ、その他アヤシイ物のお金を払っている時、砂羅さんが私に近付いてきた。


「ねぇ…弟子さん?」

「はい?な、なんですか?」

砂羅さんがニヤリと笑い、
「零のこと好きなんでしょ」

と…言った。





好き…?






そんな…、わけないよ。


だって零さんは…。



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