私と殺し屋の3ヶ月
「確かに、お前の家を出るときに服など持ってこなかったからな…」
零さんが顎に手をつけ言った。
確かに、あの時はケータイすら持ってこなかった。
ケータイぐらいまた契約して、零さんとメールとかできたら…とか思ってたんだけどな…。
「俺の服じゃあ不便だろう?
フム…服、買いに行くか?」
零さんが私のダボダボな服装を見て訪ねた。
砂羅さんまでノリノリで
「いいね、私がコーディネートしてあげるわっ!」
と笑顔で言ってる。
まぁ…私としても不便だし、ここはお言葉に甘えようかな?
まぁ、この時砂羅さんの趣味を知っていたら行かなかったんだけど……
なんて今更言っても仕方ない。