私と殺し屋の3ヶ月
暇だったけど、あんまり死に方とか考えたくないから、とりあえずホテルに備えてある冷蔵庫を開く。

「……おぉ…」

思ってたのと違って、おつまみまであった。


なんとなく炭酸飲料を手にとって、フタをあけた。

プシュッ!

爽やかな味に、どこか物足りなさを感じた。

「これ…私の最後の飲み物か」
胸に広がる、虚しさ。

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